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コウノドリ

ファーストシーズンから見ていて、毎週毎週泣いてしまうこのドラマ。中でも先週の5話にはもう、嗚咽、号泣でした。というのも、私自身切迫早産で8か月検診から出産後まで入院していたので、まざまざとあの状況がよみがえってきたからです。
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いつもの定期健診通りに出かけたつもりが、そのまま即入院。24時間点滴と安静で過ごしました。段々針を刺す血管もなくなって、最後は手の甲や足の甲に点滴針を刺しました。(腕は針の後であざだらけ)寝返り打つ時も、点滴チューブをさばきながらでしたし、シャワーはもちろんお風呂も入れません。10日に1度くらい、苦しくない仰向けの体勢で看護婦さんが頭を洗ってくれました。私の通院していた産婦人科は個人病院だったので、全員個室入院で、話し相手はいないし、太るし、動くとお腹がすぐに張るので「つらいな~」と思いつつ日々過ごしていたことを思い出します。最後の方には点滴の副作用で私に喘息のような症状が出てきてしまい、咳が増え、呼吸が苦しくなる回数が増えたので、予定より少し早い出産になりました。出産後、息子にはチアノーゼが出て1週間は保育器に入っていましたが、検査の結果幸い何事もなく母子揃って退院することができました。
自分の経験上、本当に出産は最後の最後まで何が起こるかわかりません。それを踏まえて「どう?生まれた?」とこちらから声をかけることは絶対にしなかったですね。「無事生まれたよ」と報告があると「あぁ、本当に本当によかったね。おめでとう」と思います。
当たり前に生まれてくる命なんてない。たくさんの幸運と奇跡が重なって、命がこの世に誕生することを毎週感じさせてもらってます。

# by Happypeas3 | 2017-11-16 12:51 | TV

近いうちに参加したい♪

面白く、美味しく読ませていただきました。シーザーが味音痴だったとか、レオナルドダヴィンチのお買い物メモから見える食事等々「へぇ」がたくさん!
中には我が家でも出ているようなメニューもあり。(ラムとレンズマメの蕪入りスープとかは冬、普通に食べてたりしました。ビックリ!)
どんな味なのかな~と想像するだけでなく、著者の主催する音楽と食のイベントで実際に食べることもできるみたいなので、近いうちに仲良しさんと是非参加してみたいなぁと思いました。
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# by Happypeas3 | 2017-11-14 19:04 |

好みでした

結構評価がわかれている芥川賞作品でしたよね。私はとっても好きな文体と雰囲気で、読後感も不思議な余韻が残って、全く違う内容なのに中島敦の山月記を思い出した作品でした。
さすが三島賞、大江健三郎賞、野間新人賞を総なめにした上、演劇の戯曲でも大きな賞である岸田國士賞、鶴屋南北賞を受賞した実力者だなぁ、と…。しかし、多彩な才能をお持ちの方ですよね~すごいなぁ。
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# by Happypeas3 | 2017-11-09 08:04 |

怖さと怖さが重なると

火曜ドラマ「明日の約束」。見ごたえのある内容ですが、重いテーマを扱っているせいか視聴率はいまいちみたいですね…このドラマの一部モチーフになったと聞いて早速読んでみました。
狂気を孕んだ人って、見かけじゃわかりません。見かけは常識人に見えたりするんです、最初は。この母親もそういうタイプ。「あれ?」と思うことが何度も何度も続いて、やっとその狂気に周りは気づくんです。
そしてそこに話題性第一主義のマスコミが加担すれば(マスコミも色々ですからね)…あっという間に事実とは違うストーリーの出来上がり、ということはままあることなのかもしれません。でも、それに否応なしに巻き込まれてしまう人たちの大変さのフォローは誰もしてくれない。その大変さと戦った学校、先生、生徒、保護者達の記録です。
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# by Happypeas3 | 2017-11-08 12:13 |

東郷青児展@損保ジャパン日本興亜美術館

東郷氏と言えば、お菓子屋さんの包み紙の人、もしくは宇野千代の元カレ…程度の知識しかなく伺いました。
ものすごい才能の持ち主だったんだ~!と、とにかく驚きますね。大正時代に日本人初のキュビズムを発表していたとか、パリ留学中にピカソと友人だったとか、とにかく早熟の天才にして、晩年まで天才であり続けた日本洋画界の重鎮ですよね。本の装丁やデパート壁画まで幅広い活動をなさっていたことも初めて知りました。
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印象に残ったのは昭和19年に描かれた「星座の女」。もう日本の戦局厳しい時期ですよ、そんなこと微塵も感じさせない伸びやかな自由さがその一枚にはありました。芸術家の特権は目の前にどんな悲惨なつらい現実があったとしても、自分の才能の中、それは誰にも邪魔されず奪われない場所を持てること。その本当にうらやましい特権をこの絵に感じました。
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# by Happypeas3 | 2017-11-04 21:22 | 美術館