私の本棚

happypeas.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2017年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧

京都での若冲~相国寺承天閣美術館~

行って参りました。念願の場所へ。
c0159874_9473378.png
c0159874_9481196.jpg

とにかく素晴らしいの一言。お寺併設らしく入口で履物を脱いで入館です。本当に綺麗で、静かで、日本画を見るのにこれ以上の美術館ってないんじゃないかと思います。お庭も美しく、何時間でも過ごせそう…
若冲の生まれ育った京都、そしてゆかりの寺で見る襖絵は格別でした。朝一で伺ったので、一切音がない、という贅沢の中での鑑賞を満喫。
ふむ、至福の時間。
c0159874_9541258.jpg

余韻冷めやらぬ中、門前脇にあるヤオイソパーラーでロイヤルフルーツサンドを堪能。あまりの具の大きさに驚く!めっちゃ美味しい~、とつい心の中で関西弁(笑) 色々最高でした。
c0159874_1004040.jpg

by Happypeas3 | 2017-02-28 10:00 | 美術館

ワクワクからの→忙しい

50代になったらどこかの句会へ入りたいね、と仲良しさんとも話している昨今。この本、とても面白く、興味深く読ませて頂きました。
自由句を詠んできた又吉さんが、定型句へチャレンジしつつ習作していくという内容。季語や詠嘆、切字の使い方など「ほー」と思うこと多く、ワクワクしながら読み終えました。
c0159874_19284490.jpg

で、気づいたのが彼の半端ない言葉のセンス、語彙の多さ、感性の面白さのもとが、やっぱりすごい読書量から来ているということ。ちょくちょく「この感覚は、あの小説に似てますね」とか「ああ、あの本にもこういうのありましたね」というセリフが出てくるんですよ。それが結構マニアックな小説だったりする。「そうよ!やっぱり感性の良さは読書で培われるのよ!!」と再確認し、途端に息子のあまりに貧弱な読書量に愕然( ゚Д゚)
「大学進学に伴う親からのメッセージだと思ってもらおう」と突如「オススメ本」の編纂に取りかかりまして。1日2~3時間。日本の作家(ノンフィクション、ドキュメント系は除く。小説、エッセイに限る)のみ。あ行からわ行まで記憶の限り今まで読んできた本と作者、作者にまつわるミニ情報なども書き加えて1週間かかりました。私は好きだけど、男子は読まないであろう著者(森瑤子、林真理子、平岩弓枝、柳美里など)や、読後にあまり得るものが少ないエンタメ系(西村京太郎、山村美沙など)の著者を抜いて全175名。作品は1人つき平均5~7紹介していますので膨大な数ですよ。まぁ、4年あれば・・・いや、院に行けば6年あれば・・・全部とは言わなくても、多少は読んでくれるかな? すごく頭が疲れた1週間でした。
by Happypeas3 | 2017-02-22 19:47 |

今年のバレンタイン

大丸300周年ということで、今年はすごいコラボチョコが発売されました~!関西方面の方だと割りに手に入れやすかったようですが、ネットではすぐに売り切れましたね。届いたのは良いのだけど、想像よりちっさ~い(;^ω^)手のひらに乗るんじゃないか?くらいの3段重です。味はまた明日、家族と堪能しようと思います。
c0159874_9131546.jpg

で、もうひとつは流行りの「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のパイオニア「ダリK」さんのタブレットが新発売になったので、これを使ってチョコレートチーズケーキを作ります。
とにかく香りの良さと余韻の深さが素晴らしい。
経営者の吉野さんはすごい経歴の持ち主にも関わらず、チョコレートの道を選んだ人。その過程は今や色んな大学や企業にも講演を乞われるほど、理想のシステムのように感じられる夢のある企業の形です。息子も大学に入ったらこういう人の話をたくさん聞く機会を持って、働き方や生き方の参考にして欲しい、という願いも込めて。
c0159874_984995.jpg

by Happypeas3 | 2017-02-13 09:10 | お菓子

沈黙~サイレンス~

お正月にBS1のドキュメントで「巨匠スコセッシ“沈黙”に挑む~よみがえる遠藤周作の世界」というのを見て絶対に観に行こうと思っていました。
c0159874_1026824.jpg

原作の世界観、日本人特有の宗教観、隠れキリシタンという歴史の裏舞台にあたる題材をどう映像化するのか、そんなことができるのか?と思いましたが、本当に綿密な裏取りと時代考証に30年近い年月をかけたという監督の集大成は素晴らしい出来栄えでした。
キリスト教と言っても、解釈のされ方は色々です。江戸時代に日本に伝わったキリスト教は自然信仰という日本人独特の解釈と相まって受け入れられたのだ、ということまできちんと描かれていて、納得できるものでした。
監督がこだわったとおっしゃる、ロドリゴ神父が初めて五島へ出向くときの船のシーンは、確かに溝口健二監督の雨月物語そっくりで、これから起こる不吉を予兆させる印象的なシーンになっていたと思います。
あらゆる場面で日本人の感覚というものを深く理解して表現していることが伝わってくる映画は、2時間40分とは思えないほどあっという間の余韻の深い作品に仕上がっていました。
まさにこのポスターのセリフが、心に深く残ります。
c0159874_10414435.jpg

by Happypeas3 | 2017-02-07 10:34 | 映画

お気に召すまま@シアタークリエ

演出にトニー賞を受賞した鬼才マイケル・メイヤー氏、音楽には同じくトニー賞受賞の トム・キット氏という触れ込みで、柚希礼音を主役にしたシェークスピアのこの舞台。柚木さんを宝塚時代には拝見したことがなかったので、噂の彼女の輝きっぷりを観ようと軽い気持ちで足を運びました。
c0159874_7265097.jpg

うーん・・・率直なところ「もったいない」というのが一番の感想です。せっかくのシェークピアのセリフの面白さと舞台設定の(ヒッピー文化&サイケ調)ちぐはぐさがまず違和感。奇をてらいすぎて、逆に理解しがたい入り込めない舞台になってた気がしました。合間合間に演奏される謎のバンド音楽もいらなかったなー。衣装もチープな感じだったし、最後に出てくる銀色の張りぼてに至っては「嘘でしょ?」という気分。(結構なチケット代なんですよ~)
橋本さとしさん、横田栄司さん、小野さんといったベテラン俳優の素晴らしさが全く生かされていなかったし、それは柚木さんにしてもそう。彼女のオーラはやっぱりすごくて、彼女が出てる場面と出てない場面とでは全く違うほど華のある方だった。表情のひとつひとつもチャーミングで誰もが好きになってしまう力を持っている人だと感じたのだけど、ストレートプレイヤーとしてはひまひとつ輝き切れていない気が・・・やっぱり踊って、歌って、舞台を駆け回ってこそ彼女の魅力が最大限になるんじゃないかな~と感じましたね。(ミュージカル向き)
最後の口上なる歌の内容も「ヅカファン」を意識したものなのだろうけど、普通の観客からしたらちょっと違和感を感じてしまったんですよ。柚木さんの男装と女装両方観られますよ、という感じもアリアリとしましたしね。
まぁ何んにせよ、「大地真央」さん「天海祐希」さんに通じる素晴らしい華と存在感とオーラのある方なのは間違いないので、これからどう舞台人として変化なさっていくのか楽しみな俳優さんです。
by Happypeas3 | 2017-02-03 07:43 | 観劇