私の本棚

happypeas.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:美術館( 21 )

東西美人画の名作@芸大美術館

上野にある美術館の中でも上野駅から一番遠い~から、めったに行かない芸大美術館。
序の舞が2年間の修正を経て、初お目見えだというのでがんばって行ってきました!
有名な三都三園と言われた女流画家の競演もあり、デロリと呼ばれた甲斐庄楠音(かいしょうただおと)の「幻覚」やら菊池契月の「散策」といった珍しい作品も見ることができ、展示数は少なかったものの満足度の高い内容でした。
序の舞は掛け軸の時より、額装丁の方が大きく見えました。そして、本当に綺麗になってました!何度見てもいい。キリリ、とした空気感が伝わります。
音声ガイダンスが無料で提供されているのも良かったし、作品に合わせた(鏑木清方のにごりえ連作なんて贅沢気分が増します!)音楽も流れたりして至れり尽くせりでした。
c0159874_10415039.jpg

by Happypeas3 | 2018-04-17 10:42 | 美術館

桜咲く六本木

この週末が一番の見頃でしょうか?久しぶりにすっきりと晴れた日曜日でした。
開催期間があと少しのこの展示会。早く行かなくちゃ、と行ってきました。
これはめちゃくちゃ楽しい展示会でオススメです!とっつきにくい現代アートも体験型なら楽しめるし、作品についての解説を読むと「そうか、なるほどそういう意味が!」と深く理解できます。
一見楽しいのですが、現代社会に対する警告が表現されているので考えさせられる内容にもなっています。
c0159874_19474807.jpg
チケットにはスカイデッキ券もついているので、見学後は屋上へ。屋根のない高層の眺め、新鮮です。うっすらと桜色に染まっている場所がちらほらと。
c0159874_19494465.jpg
ゆーっくり森ビルを堪能した後は、お久しぶりのモティさん。安室ちゃんも大好きということで有名な「バターチキンカレー」を大きな大きなナンと一緒に!
やっぱり、ここのカレーは美味しい。ラッシーも。
六本木は本当に外国の方が多くて、こちらが海外に旅行しているような錯覚に陥りました。
c0159874_19514171.jpg


by Happypeas3 | 2018-03-25 19:53 | 美術館

驚異の世界展@bunkumuraミュージアム

話題の展示会、あっという間に閉幕間近になったので急いで行ってきました。
c0159874_13505500.jpg
有名なアルチンボルドのルドルフ2世肖像を見たくて行きました。もちろんそれは目玉作品だったのでとても良かったのですが、サーフェリーの風景画が思いのほか素晴らしかった!
c0159874_13545083.jpg
ルドルフさんの興味は広く深いので、飽きることなく見て回れる展示会となっていました。客層も老若男女(子供も多い)と幅広いことからもそれが伺えます。
失礼ながら、高貴なオタク(笑)のコレクションを見せて頂いた気分でした。


by Happypeas3 | 2018-03-05 13:58 | 美術館

シャガール@東京ステーションギャラリー

3次元シャガールが見られるということで、改装後初、久々のステーションギャラリーです。若い頃、何となく「シャガールが好き」というのは恥ずかしい気がしていたのは何だったんだろう?(笑)あまりにメルヘンチックなイメージだったからなのか…
しかし、この年になって改めて見直すと「こんなに宗教画家の側面が強かったんだ」とか「亡命していたから、この郷愁を感じる意味合いの絵なのかぁ」とか、昔とは全く違うイメージで捉えることができました。洋画を見るにあたり、聖書はやっぱり読んで概要は頭に入れておくべきですね。理解度が全く違ってきますもんね。
彫刻や、陶器、ブロンズといった立体になっても、シャガールワールドはそのまんまでした。展示としてはめずらしく、まじかで(ケース等なし)360度から観賞できるのが良かったですね~
c0159874_14450625.jpg

by Happypeas3 | 2017-11-22 15:00 | 美術館

東郷青児展@損保ジャパン日本興亜美術館

東郷氏と言えば、お菓子屋さんの包み紙の人、もしくは宇野千代の元カレ…程度の知識しかなく伺いました。
ものすごい才能の持ち主だったんだ~!と、とにかく驚きますね。大正時代に日本人初のキュビズムを発表していたとか、パリ留学中にピカソと友人だったとか、とにかく早熟の天才にして、晩年まで天才であり続けた日本洋画界の重鎮ですよね。本の装丁やデパート壁画まで幅広い活動をなさっていたことも初めて知りました。
c0159874_21211112.jpg
印象に残ったのは昭和19年に描かれた「星座の女」。もう日本の戦局厳しい時期ですよ、そんなこと微塵も感じさせない伸びやかな自由さがその一枚にはありました。芸術家の特権は目の前にどんな悲惨なつらい現実があったとしても、自分の才能の中、それは誰にも邪魔されず奪われない場所を持てること。その本当にうらやましい特権をこの絵に感じました。
c0159874_21212237.jpg

by Happypeas3 | 2017-11-04 21:22 | 美術館

吉田博展@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

ダイアナも愛した日本画家、ということで有名な「吉田博」。欧米での知名度とは程遠く、日本ではあまり名前が知られていないのは何とももったい稀代の画家です。
c0159874_16074363.jpg
c0159874_16031615.jpg
明治から昭和にかけて、こんなにコスモポリタンな感覚を持ちつつ、幅広い画風に挑戦し続けた人がいたんだ、と本当に本当に感銘を受けました。
後年挑んだ版画は「新版画」とも呼ばれて浮世絵とはまた違った色合いとグラデーションを実現しています。これ、絵じゃないのは驚きじゃありませんか?
c0159874_08064379.jpg
c0159874_08062011.jpg
私的に一番好きな神楽坂通り 雨後の夜
c0159874_08063031.jpg
夏目漱石も吉田博の絵を目にして、三四郎に登場させています。美禰子と感想を言い合う場面の絵がこの油絵だと言われています。
c0159874_08091231.jpg
とにかく、最初から最後まで質といい量といい大満足の展覧会で大オススメです!こちらの美術館はゴッホのひまわりが日本で唯一鑑賞できることでも有名ですし、地上42階という立地もめずらしく、少しレトロな雰囲気もあり、都内でも3本の指に入るであろう素晴らしい美術館でした。

by Happypeas3 | 2017-08-12 08:14 | 美術館

ベルギー奇想の系譜@文化村ミュージアム

そんなに興味もなく、ただただ暑くない場所を求めてプラッと立ち寄ったのですが、意外と面白く、奥深く、行って良かったです。
c0159874_813241.jpg

バベルの塔で有名なブリューゲルの「7つの大罪」を動画で見せてくれたりするコーナーもあり、(もちろん原画も見ることができます)「今ならではの絵の見方よね」なんて感心したり。
c0159874_885088.jpg

とにかく不思議世界のオンパレードなので、いつも使わない部分の脳が刺激される展示会でした。
大好きなルネ・マグリットのコーナーになってちょっとホッとしたくらい(笑)
c0159874_8151819.jpg

ホッとしたのもつかの間、またこんなん出てきます(笑)
c0159874_818599.jpg

by Happypeas3 | 2017-07-30 08:19 | 美術館

横浜デパート美術館をはしご

「花のラファエロ」「バラのレンブラント」とも呼ばれたルドゥーテのバラの絵は目にしたことがあったものの(バッグ、タオル、マグカップなど、優雅系マダムに人気のグッズが多いですもんね)実物画を見るのは初めてだったので楽しんできました。
初夏のバラの季節にぴったりで、香り立つような緻密さと柔らかな色彩に瞠目するばかり・・・
c0159874_852563.jpg

優雅な気持ちになった後は、思いっきり「和」テイストで・・・実はこちらが本命でした。一度畠中画伯の絵を見てみたかったのです。ビビットな色彩とインドの風を感じることのできる日本画はとても印象的。畠中画伯に法相柱の絵を依頼した住職さんのお目の高さ!今の時代ともマッチし、仏典にも通じていらっしゃる適任者は他にはいらっしゃいませんもんね。ご自身も熱心な仏教徒であり、インド美術史をご研究されている知識の深みが作品を通じて伝わってくるものが多かったです。
新しくなる興福寺、機会があれば是非足を運びたいと思いました。阿修羅像も大好きですし!
c0159874_8161941.jpg

by Happypeas3 | 2017-05-27 08:16 | 美術館

デンマークデザイン展@横須賀美術館

初めて行きました、横須賀美術館。海のそばの丘に建つスタイリッシュなデザインの白い大きな箱。
こーんなにお洒落で、自然採光の柔らかさと景色の美しさを生かした美術館もめずらしいです。
c0159874_791726.jpg
c0159874_792895.jpg

ここは谷口六郎さんの作品所蔵で有名ですが、今やっている展示会もまずまず。日本でもおなじみのロングセラーのデザインが多いので目新しさはなかったけれど、北欧デザインのシンプルで機能的な流れを一通り見ることができるのは良かったです。最後のブースで椅子の試し座りができるのですが、どの椅子も座り心地抜群で「家に欲しい!」と思うものばかり。
c0159874_7103816.jpg

実は、ここを訪れたメインの目的は併設レストランのアクアマーレ。最高の景色を眺めつつ、レベルの高いイタリアンを堪能できるので有名です。週末はもちろん激混みらしいのですが、平日も満席でした。この季節はテラス席が最高に気持ちいい~(@^^)/~~~足元に小鳥もチラチラして、海風を感じることができました。お料理は評判通りパスタもピッツァもレベル高い!フリットもデザートもとっても美味しかったですし、サービスも抜群でした。
c0159874_715692.jpg

by Happypeas3 | 2017-05-19 07:17 | 美術館

暁斎展@bunkamuraミュージアム

世界屈指の暁斎コレクター、ゴールドマン氏所蔵の作品。本当に美しく保存管理された多岐にわたる作品群を見るにつけ「こうして日本での評価が低かったものを海外の人が掘り出し、長く守ってくれていることは本当に本当にありがたいことだなぁ~」とつくづく感じるのです。(若冲のジョー・プライスさんもその最たるお一人ですもんね)
c0159874_14561973.jpg

発想のおかしさ、今にも通じるユーモアセンス、抜群の色使いと構図の素晴らしさ・・・明治という時代の自由、新しいものを楽しむ雰囲気が伝わる絵が多かったです。逆にそれが日本では軽く見られてしまったのか、海外での評価とは裏腹だったようですね。
c0159874_14592466.jpg

明治期の日本画が最近気になってきました。ちょっと色々画集を見てみようかな、と思えた展示会でした。
by Happypeas3 | 2017-04-10 15:02 | 美術館